駅前が世界の入り口になった日2025.10.19

浦和駅東口駅前で開催された『国際ふれあいフェア2025』に参加し、多文化交流の現場を肌で感じてきました。駅前広場には色とりどりのテントブースと音響設備が並び、活気に満ちた空気が広がっていました。出展団体の旗やのぼり、民族衣装に身を包んだ参加者、そして通りかかる市民の笑顔―まさに「国際交流」と「多文化共生」をそのまま目にすることができる場所でした。

ワールドマーケットゾーンでは、各国の民芸品や飲食物が販売され、雑貨や香り豊かなエスニック料理に多くの人々が足を止めていました。ステージ上では民族舞踊や音楽演奏が次々と披露され、子どもから大人まで歓声をあげて楽しむ姿が印象的でした。また「ふれあいコーナー」と呼ばれる体験型の交流スペースでは、来場者と外国の方々が自然に言葉を交わし、笑顔が広がっていました。

会場全体には、多国籍の色彩・音・香りが満ちあふれ、「異文化は遠いものではなく、すぐそばにある」と実感できる親しみやすさがありました。「国際文化交流」という言葉が、講座やセミナーといった枠を超え、日常の中で生きたかたちとなっていました。この『国際ふれあいフェア2025』での体験で、多文化を“見る・体験する・交流する”という多層的なアプローチの力を、あらためて実感しました。

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