横浜で開催されている TICAD9(第9回アフリカ開発会議) の初日に参加してきました。 パシフィコ横浜の会場に近づくと、各国の国旗や色鮮やかな民族衣装に身を包んだ参加者の姿が目に入り、一気に国際会議らしい雰囲気に包まれました。会場全体には、アフリカの熱気と日本の活気が混ざり合い、歩いているだけで高揚感を覚えました。
各ホールでは、政策セッションやユースプログラム、ビジネス展示などが並行して開催されており、それぞれの会場は大勢の人で賑わっていました。
展示ホールやロビーを歩くと、日本の若者とアフリカからの参加者が立ち止まって笑顔で話し込み、名刺を交換する光景があちこちで見られました。スタートアップのブース前では、新しい農業技術や再生可能エネルギーのアイデアをめぐって活発に意見を交わす場面もあり、未来の協力関係の芽を間近に感じることができました。
こうした交流の背景には、アフリカの大きな可能性があります。人口は今後も拡大を続け、2050年には約25億人に達し、世界人口の約4分の1を占める見通しです。まさにアフリカは「未来の最大経済圏」となり得る存在であり、その現場に触れた一日は、大きな学びの時間となりました。







