culture × culture カナダ編2015.11.17

今回は、カナダの東海岸にあるトロントという街に住む方からのculture × cultureです。

 

トロントに住み始めて、早4年が過ぎました。

日本の故郷を離れ、日本の良さを実感することが多々ありながらも、

今住んでいる場所がトロントで良かったなと思うことも多々あります。

今回は、私が住んでいるトロントの魅力の一部をご紹介したいと思います。

トロントはカナダ東部にあるカナダ最大の都市で、トロント並びにその近郊には550万人もの人が住んでいます。

(カナダ首都ではないのでご注意!)

また多民族・多文化都市としても世界的に有名で、

北米で最も安全な都市の1つに挙げられています。

およそ140の言語が使われており、驚くことにカナダの公用語である英語・フランス語を話す家庭は焼く3割程度だそうです。

さらに、トロント在住の約半数がカナダ以外の国で生まれているので、いかにトロントが多民族都市であり、移民に寛容であるかがわかると思います。

大して英語が話せない私でも、快適に生活できるのはこういう背景があるからです 笑

トロントに住み始めたのは、2011年10月。

東京から来た私にとって、最初はトロントの規模は大したことはないと思っていましたが、色々な場所を歩き回ることによってトロントの良さを徐々に実感してきました。

漢字と中国人だらけのチャイナタウン、ギリシャレストランや商店がり立ち並ぶグリークタウン、、同じくリトルイタリー、お洒落なカフェや古着屋が集まるケンジントンマーケット、ゲイタウンと呼ばれるチャーチストリートのエリア・・・

他にもたっくさんあり、挙げだすとキリがありません。

実に多くの文化が混在している都市で、本場の文化・人に触れることができるフェスティバル・イベントに参加できることがその魅力の1つです。

毎年夏になると、そのエリアの通りを封鎖して歩行者天国にし、屋台やステージを設け毎週のようにフェスティバルが開催されています。

有名なものだと、プライドパレード、カリバナフェスティバルなどがあります。

その中でも毎年恒例で有名なフェスティバルで「The Taste of the Danforth」というグリークタウンで行われるイベントがあり、その様子を紹介しますね。(http://tasteofthedanforth.com)

通りを封鎖しての一大イベントで、人人人、屋台屋台屋台・・・!のオンパレードなので、トロントの魅力を存分に楽しんでもらえるイベントの1つだと思いますよ。

attachment

私と夫は食べることが大好きなので、スブラキ(日本で言う肉の串焼き)、ギュロス(ギリシャのピタ)、焼きとうもろこしなどなど、ひたすら食に走っていました・・・どれも本場の味でおいしかったです!

attachment01

もちろん食事以外にも、路上ダンスやダンスステージ、子供向けのアクティビティなどもあるので、大人も子供も1日中楽しめます。

トロントは、実に様々な人たちが自分・また他人の文化を尊重しながら生活している面白い都市です。

文化の違いに戸惑うこともありますが、それもトロントならではの魅力として考えると、その住みやすさが実感できます。

様々な異文化に興味のある方は、是非トロントに足を運んでみてはいかがでしょうか。

戻る