culture × culture コロンビア編2025.09.17

南米大陸の北西に位置するコロンビア。アンデス山脈からアマゾンの熱帯雨林、カリブ海と太平洋の二つの海岸線まで、劇的に変化する地形と気候を持つ国です。豊かな自然はもちろんのこと、そこに息づく文化も多様性を帯びています。

メデジンから車やバスで東へ約2時間―
山並みに囲まれたアンティオキア県に、ひときわ鮮やかな色彩をまとった町・グアタペ(Guatapé)があります。その名は「石と水」を意味する言葉に由来すると伝えられ、自然と人が織り成す風景が町の中心にあります。町の顔とも言えるのが「エル・ペニョルの岩(La Piedra del Peñol)」です。海抜約2,100メートルの高さにそびえる巨大な一枚岩は、約7,000万年前に形成されたと言われており、今や自然のランドマークとしてグアタペの象徴になっています。その切り立った異様な姿から「悪魔のタワー」とも呼ばれています。740段の階段を登れば、岩頂からは手つかずの湖と緑の丘陵の広がる光景が待っています。その眺めを目当てに世界中から訪問者がやってきます。

街中を歩くと、カラフルな建物や装飾が目に飛び込んできます。町全体が「絵本の舞台」のようなカラフルでメルヘンチックな装いをしていて、フォトジェニックなスポットとして人気があります。建物には、地域の文化や物語をモチーフにした「ソカロ(zócalos)」が施されており、アート作品のような存在感を放っています。元々はこんなにカラフルな街並みではなかったそうです。観光促進のためのプロジェクトで、街をカラフルに仕立て上げたそうです。現実に飛び出てきた絵本の舞台のような街並みを一度は歩いてみたいですね。

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