culture × culture エジプト編2025.08.14

古代文明の叡智を現代へと伝えるエジプト。その象徴のひとつがギザのピラミッド群です。

無数の石が積み重ねられた巨大な結晶―ギザの三大ピラミッドは、建築技術と宗教観が融合した大規模プロジェクトとして、人類史上に類を見ない存在です。クフ王、カフラー王、メンカウラー王の陵墓であるこれらの建造物は、死後の世界への信仰、王権の象徴性、そして計画的秩序の結晶として、古代エジプト人の世界観を物語っています。

ピラミッドは単なる古代の遺構ではなく、都市カイロとの歴史的な関係性が現代にも続いています。ギザのピラミッド近くには最新の展示施設・大エジプト博物館(GEM)の整備が進み、古代と現代の対話が進行中。過去の遺物の保存と未来への提示が、考古学と文化継承を繋ぐ役割を果たしています。

また観光や研究だけでなく、ピラミッドは現代文化とも響き合います。展覧会やアートプロジェクト、映画や映像作品の舞台として、ピラミッドは時代を超えた共鳴点となり、現代の創造性を刺激し続けています。

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